ジカウイルス感染症・デング熱などの蚊媒介感染症に注意しましょう
蚊媒介感染症とは、ウイルスを持つ蚊に刺されることによる「デング熱」「ジカウイルス感染症」などの感染症です。感染した人の血を吸った蚊が他の人を刺すと感染が拡がります。
海外では、蚊媒介感染症が多く発生しており、海外旅行などで感染し、帰国後に国内で蚊に刺され、その蚊が他の人を刺した場合に感染する可能性があります。
これらの感染症の多くは日本に広く生息する「ヒトスジシマカ」も媒介できることがわかっています。
海外旅行時だけでなく、日頃から蚊に刺されない、蚊を増やさないようにすることが大切です。
ジカウイルス感染症
ジカウイルス感染症とは、ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されて感染するもので、ブラジルなど中南米地域を中心に流行が拡大しています。症状は発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹、疲労感などを示しますが、症状は軽く、通常2日から7日続きます。
ジカウイルスは、母体から胎児への感染を起こすことがあり、小頭症などを起こす可能性があるとされています。また、輸血や性行為に..
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